ギアギアの趣味めいたブログ

自分の趣味についてあれこれ言及するブログです。

閃光のハサウェイ(第一部)を観たんです。

ドーモ、読者=サン

ギアギアッチョです。

 

劇場版「閃光のハサウェイ」(第一部)を観てまいりました。

私世代はGジェネでその存在を知り、小説を読んでストーリーを知ったものです。

私が生まれる前に刊行された小説です。

映像化まで約30年かかったということになりますね。

最近はマキオンなどにも参戦しており、クスィーガンダムペーネロペーの存在を

知っている人も多いかと思います。

 

ざっくばらんに説明すると、地球連邦の英雄ブライトさん、その息子であるハサウェイがシャアめいた思想で反地球連邦組織「マフティー」のリーダーとなります。

できる男だがしゃくに障るケネス・スレッグ、連邦高官とも親しい大富豪(80代)の愛人でありニュータイプでもあるギギ・アンダルシアと妙な人間関係を形成しながらも、世直しのためにテロ行為を行っていく、という物語。

 

ハサウェイ君は、アクシズ・ショックという奇跡を目にしていながらも、なお腐敗体制が変わらないクソ連邦政府に絶望したというわけですね。

地球に滞在する宇宙からの不法移民を逮捕、あるいは殺害していく「マン・ハンター」なる野蛮な組織を用いて地球を支配するクソ連邦は堕ちるところまで堕ちました。

後々マンハンターは「マハ」という組織になります。カテジナさんもVガンダムでマハ

について言及するシーンがあります。意外と歴史深い組織なんですよね。

 

ストーリーはGジェネと小説で把握しているので、ネタバレあるかもですが感想を述べていきます。

 

1.戦争・テロが身近にある生活

劇中最初に行われるMS戦はダバオ市街地での戦闘です。

マフティー側のMS「メッサー」と連邦の新作”ガンダム”「ペーネロペー」、そしてカッコイイ量産機「グスタフ・カール」の戦闘になります。

ペーネロペーが明確に”ガンダム”と言われていました。

小説では「ガンダムタイプの設計思想をしているMS」と言われていたので、はっきりと”ガンダム”と呼ばれていることに少し感動しました。

建物にビームライフルが当たったときの効果音や、拡散し飛び散るビームなどなど戦闘シーンに並々ならぬこだわりを感じました。

 

そう、MSというモノを用いての戦闘の”危険さ”演出に並々ならぬこだわりを感じました。

飛び散るビームにやかれる建物。崩壊した建物の下敷きになる人々。炎に焼かれ

死んでいく人々etc…

・大儀のために小という犠牲を切り捨てるマフティーと市民の命など微塵も考えないク ソ連邦が戦うと、このように悲惨な戦闘になるのだと。

・テロ行為や戦争行為は悲劇を生み出すだけのエゴのぶつかり合いにしかすぎない悲しいものなのだと。

・いつも関係のない人々が犠牲になるのだと。

いうメッセージがこめられた、細部にこだわった演出でありました。

”死”という恐怖にあてられて泣きじゃくるギギと、それを見て自身の行っていることへの”間違い”を認識するハサウェイの心情描写も面白い。

”間違い”を認めつつも、ハサ君はテロ以外に世直しのやり方がわからないんですよね。

メッサーはバーニアの描写などすごくカッコよかったのですが、同時にMSは危険な"兵器"であると認識させられました。

ワザマエ!ゴウランガ!

 

2.控えめなペーネロペー、クスィー

映画全体を通して驚いたのは、ペーネロペーとクスィーの全体像がよくわからないことです。

かなり引きからの全体像であったり、頭部・胸部のアップ、瞬時に切り替わる場面、クスィー・ペーネロペーのミサイルの爆発でごまかされる機体の全体像など、はっきりと全身がわかるシーンが無いことに驚愕でした。

ソ連邦よりも腐ってる説のあるアナハイム社に売ってもらったクスィーガンダムが、カーゴの中から登場する場面でも全身がわからない。

ガンダムSEEDなんかフリーダムやインジャ初登場時にはめちゃめちゃ全身像くっきりで凄いアピールしてたのに…

新機体初登場→全身を明確に表現&決めポーズでとにかく存在感をアピール

というのが安っぽい演出なので避けたのでしょうか。

この演出は上品な印象を受けました。大人向け作品だある感じがびんびんに伝わってきましたよ。

 

3.やたらと生物めいたペーネロペー

ペーネロペーは基本的にフライトフォームでの活躍でした。このフライトフォームがやたら生物感あふれる見た目なのですよ。

生物めいた見た目&はっきりしない全体像も交わり、ペーネロペーがMSとしては異質の不気味さを放っていました。

私はゴツイいMSが好きなので、昔からペーネロペーに対して「ゴツイ!カッコイイ!抱いてほしい!」という印象だったのですが、初めて「気持ち悪い!違和感!不気味!」という印象を受けました。
MSをただカッコイイだけの存在として終わらせないというこだわりを感じましたね。
あとレーン君がペーネロペーにゾッコンでした。

 

4.ギュネイ

マンハンターのトップの声優さんが山寺宏一さんだったのでニヤリとしました。

以上

 

5.ギギ・アンダルシアがエロい

ギギ・アンダルシアがエロい

以上

 

とまぁ他にも気になったところは色々あるのですが、

特に気になったところを紹介してみました。

三部作になるということなので、残りも楽しみです。

原作通りの最後…最期になるのでしょうか。

 

では、サヨナラ!