ジョジョリオン26巻 感想
ドーモ、読者=サン
ギアギアッチョです。
今回はジョジョリオン26巻の感想です。
まず衝撃だったのがコミックのそで部分(作者コメント)の荒木先生の顔です。
なんか…老けてない?
マスクしてるとちょっと老けてるように見えます。
先生は波紋使いなので、老けることはないため私の目が老化したのでしょう。
話の部分ですが、いよいよ院長戦も大詰めといったところです。
追跡しようとすると厄災がふりかかるスタンドは強大で、
豆銑さんや虹村さんもやられてしまいました。
ボーン・ディス・ウェイ久々の登場だったのに…
かなりショックです。
「運」や「厄災」といった流れはどんなスタンドでも変えることはできない。
ドラゴンズ・ドリームにしかり、これらを味方につけるスタンドは強大です。
しかし、これらのスタンドは共通して
「何もしない」スタンドです。
「運」や「厄災」の流れそのものは操作できないのです。
ドラゴンズ・ドリームは運気の方角を教えるだけです。
ワンダー・オブ・Uに関しても、追跡者を厄災の流れに誘い込む能力だと解釈しています。
敵を運勢を無理やり凶にしたり、意図的に厄災をぶつけることはできないのです。
そう、マンガの方ではかなり暴れているワンダー・オブ・Uですが、
実際のところ何もしていないのです。
ずっと歩いたり、壁から生えてるだけなんですよね。
追跡さえしなければ無害なスタンドなんです。
そのため、
追跡さえしなければ幸せに過ごせたのに
「たったのそれだけの事もできないのか?」
この煽りですよ。
うーんスタイリッシュでカッコいい。
ジョジョ史上初めての何もしないラスボスとして印象に残ります。
こういう敵はマンガ史でもかなり珍しいのではないでしょうか。
(まぁ何もしないとは言いつつ、岩昆虫をばらまいたりはしていますが)
そんなこんなでまず勝ち目の無い敵なのですが、定助君も豆銑さんの犠牲より起死回生の一手を見出します。
「見えていないシャボン玉」です。
定助のシャボン玉は正確には、「線」が「回転」してシャボン玉のように見えているモノのようです。
その中に目で見えないシャボン玉、いや
「回転」という概念だけが存在するモノがあるようです。
(私の解釈です。)
そしてこれは「この世に存在していないが、存在しているモノ」のようです。
「S&W ゴー・ビヨンド(超えていく)」
このふわっとした不条理なモノ、ジョジョっぽいですね。
これのシャボン玉はこの世に存在していないため、厄災の影響を受けないのです。
上の画像はこのゴー・ビヨンドを頭に喰らって、ダメージを受けている院長です。
定助はこのゴー・ビヨンドを自分のスマホを通し、康穂のスマホから透龍に発射。
透龍に致命的な一撃を与えました。
この世に存在しないゴー・ビヨンドは名前通り、どんな障害も「越えていく」のでしょう。
ちなみにゴー・ビヨンドを発射する定助がジョニィを彷彿とさせます。
タスクact4はどんなモノも突き抜けていきますしね。
これ吉良だけでなくジョニィも混ざっているのでは?
致命傷を回復させるため新ロカカカを口にした透龍。
康穂ちゃんに触り等価交換を行おうとしますが、定助のゴー・ビヨンドを再度くらい吹っ飛ばされます。
負けを悟り逃げようとした透龍の前にいたのは、
花都さんなのでした。
ぬぅぅぅぅ!まだ一波乱ありそう。
私は花都さんが出てきたとき、もしかしてジョジョ初めての女性ラスボスなのでは?
と思っていたんですが、まさか…
まぁそれはないか。
今、花都さんがラスボスになりそうな動機も無いし。
27巻が楽しみです。
最後に、
ついにストーン・オーシャンのアニメ化が決定しましたね。
私はジョジョの主人公では徐倫が一番好きなので、めちゃくちゃ楽しみです。
しかし、規制されそうな表現がめちゃくちゃ多いので、その辺がきちんと映像化
されるのかとても心配です。
地上波では規制されても、せめてDVDの方では規制しないでくれ…
では、サヨナラ!