機動武闘伝Gガンダム
ドーモ、読者=サン
ギアギアッチョです。
先週ガンダムチャンネルにて「機動武闘伝Gガンダム」の最終回が公開されました。
今でも忘れませんあの衝撃。
当時私が小学1年くらいだったと思います。
ファミリー劇場というケーブルテレビをつけたとき、たまたまやっていたのが
Gガンダムでした。
そして放映していた話が、東方不敗大先生とドモンの最終決戦の回だったのです。
この熱い戦いに当時6~7歳くらいの♂ガキが感化されないはずがありません。
すぐに「ガンダム」にハマってしまい、何かあれば親に次のガンダムはいつ放映されるのかを聞いていたものです。
誕生日にマスターガンダムとゴッドガンダムのプラモを買ってもらい、友達の家に遊びに行くときなども持ち歩いて見せびらかしていた記憶があります。
*プラモは父に作ってもらったと思います。
この時私の頭の中にはガンダム=ロボット同士が激しく殴り合うカッコイイアニメ
ぐらいの認識でした。
Gガンダム最終回後、ファミリー劇場では∀ガンダムの放映が始まったのですが、
「なんだこれ?全然殴り合わないじゃん?」と何か物足りなさを感じたものです。
Gガン→∀とみ始めたので、ヒゲについては何の違和感もなかったですw
今でもヒゲは普通にカッコイイと思っています。
ちなみに当時ストーリーは何も理解できませんでしたw
さて、話戻します。
ガンダムチャンネルにて公開されているGガンダムを観ていて、改めてGガンダムの
面白さそして色々と気づいたこともありました。
今回はそれについて話していこうと思います。
1.ドモンの弱さ
私は今回のガンダムチャンネルで観た分を含めるとかれこれGガンダムを3周しています。
前回見たのが高校生のときなので、かれこれ15年近く前か。学校帰りにTSUTAYAで借りて観ていました。
あれから成長したせいか、改めてGガンダムを見ると
「ドモンって意外に弱いな」
と思うことが多々ありました。変に奥手なんですよね。
特に最後、レインを追いかけないところはかなりイライラしました。
レインは俺を捨てていったんだから、追いかけない
みたいな受けスタイル。ここすっごいダサい。
いや!追いかけろや!
最終回前にこんなウジウジしていたとは。
♂ガキ補正&厨二こじらせ高校生だった補正が入っていたのか、ドモンってもっと
漢らしいと思っていました。
結局ドモンは最終回でレインに告白したところで完璧な成長を遂げたわけです。
語彙力ないため表現しにくいのですが、童貞を卒業した感じです。
Gガンダムは全話を通してドモンが童貞を卒業する話だったのです。
これに気づけたのは大きい。3周して良かった。
2.レイン派なのかアレンビー派なのか
私は今までアレンビー派でした。
しかし、今回の観賞を持ってダントツに「レイン派」となりました。
いや、ヒロイン力高すぎか?
こんなウジウジした男に愛想つかさないあたり聖母のように感じました。
今まで口うるさいオバンというイメージだったのですが、私の狭量さを恥じます。
良い子なんですよ!シャクティは!
Vガンの感想を書くようなことがあれば、そこで言及します。
こんな娘が欲しい。
さて、他にも言いたいことは山ほどあるのですが、一番言いたいのはこの話です。
やはりガンダムという有名な作品になると、職場でもファンはいっぱいいるわけですが、意外にGガンダムを観ている人は少ないです。
「なぜ見ないのか?」
この問いに対しての回答はいつもこうです
今までの私は「まぁそうっすよね~」で流していたと思います。
しかし、今ではこう言わせていただきたい。
「じゃあ、あなたにとってガンダムとは何ですか?」
宇宙世紀シリーズに魂を引かれた人間のなんと多いことか。
私も1stからの宇宙世紀シリーズを観た時、
「なるほどこれが真のガンダムか。Gガンはガンダムのような何かだな」
との考えに至りました。
しかし、この考えを変えたのは刹那・F・セイエイです。
刹那・F・セイエイ(No.663) | 公式【ガントラ】ガンダムトライヴ最速攻略wiki
「俺がガンダムだ!」
「お前はガンダムではない」
何言ってんだコイツ?www
これが当時の私の感想でした。
とんだガンダムバカじゃないかwww
しかし、「ガンダム」というモノの本質をとらえていたのは刹那でした。
刹那にとっての「ガンダム」は平和をもたらす象徴であり、正義なのです。
ただの機動兵器ではないのです。
これに気づいたとき、私の中の価値観が変わりました。
ガンダム=宇宙世紀であると認識した私の視野の狭さを恥じました。
この価値観を持って様々な作品を見返していきました。
そして今回のGガンダム観賞を持って確信しました。
まぁ人間様々な考えがあるので、異論は認めます。
バカがなんか言っている程度に捉えていただければ幸いです。
「平和を望み、エゴに立ち向かうモノ」
うまく表せないのですが、現状このようなイメージで落ち着いています。
「ガンダムファイト」を通して世界の覇権を握ろうとしているコロニー国家の
「エゴ」の体現者です。
おぉい!早速矛盾してんじゃないか?
と思われますが、Gガンダムの本質は最終決戦にあります。
*ガンダム、試作1号機FB、試作3号機、ガンキャノン、ダイターン3、ザンボット3
世界の覇権を握るべく、暗殺や殺し合いをしてきたファイター/国家たちが協力し合い、デビルガンダムを使い世界征服を企てた汚いカミーユことウルべ・イシカワに
立ち向かったのです。
世界征服とは世界中のすべての人間を征服者と同じ思考に強制する行為であると私は考えます。
カミーユはこれを「人を家畜にする」と表現していました。
このような自分勝手な巨大なエゴに立ち向かったコロニーのエゴたちは、もはやガンダムなのです。
お前たちはガンダムです。
波乱の展開で終わりを迎えた第13回ガンダムファイトですが、次回開催も示唆されています。
戦いは終わりません。
しかし、ただのコロニー同士のエゴのぶつかり合いでしかなかったガンダムファイト
も今後は平和の祭典として開催されるのではないでしょうか。
そうあってほしいものです。
では、今回はここまで。
サヨナラ!